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「桜子は変なこと考えないでそのままでいいよ。俺がどれだけ君を愛してるか知ってるでしょう?」
「…それは、はい…」
千秋さんの私への愛は確かにちゃんと伝わっている。
マンネリ防止なんて考えなくてもいいのかもしれない。それよりもあまり早く寝ないようにした方がいいのかも…しれない。
千秋さんの手がまた胸へ移動するとすぐに眉間に皺を寄せて、顔を背けた。
「…ぁ、っ…」
「可愛い」
千秋さんはベッドの中でも私を甘やかし、でもそのくせやめてと言ってもやめてくれないちょっとSなところもあって
そういうところが余計に私を溺れさせるのかもしれない。
この日は何度も抱かれたため、翌日は寝不足だった。
千秋さんも寝不足のはずなのに、ものすごく元気で機嫌がよかった。
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