さそり
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さそり
レーサーだった過去を思い 今日のBGM を考える くぐもった声で叫び声みたいな呟きをしたら ちょっと身体を風から反らす バッタの話が耳を通り過ぎた 赤い壁に寄りかかる黒い奴等と 手入れのされていないバイクの置場にむかう 無言で腕を交差させると 未来も希望と交差した 追いかける背中に風がエフェクトをかけ 将来と命が羽交締めにされる 左手のゆびは五本あった
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