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告白
ある放課後の事だった。
突然呼び掛けられ、振り返ると背の高い中山宏和がいた。
彼は今サッカー部のキャプテンをしている。
「大林さん、、少しいいですか?」
「はい。どうしました?中山先輩!?」
「実は俺ーー随分前から、あなたの事が好きでした。俺と付き合ってくれませんか?」
初めての告白だった。
「ありがとうございます。突然だったので、気持ちの整理がつかず、後日改めてお返事させてください」
私は今頬を赤らめているのだろうか。
緊張して顔が暑い。
顔から火が出そうだ。
「よろしくお願いします」
本音を言うと人気者の彼に告白された事で、鼻が高かったし、すぐにでもお付き合いしたかったのだが。
突然で気持ちの整理がつかないのも事実だった。
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