◇凛道蓮はウレモノ!!お呼ばれ集会で大騒ぎ!?◇

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「い、いいのか、凛!?」 「いいもなにも、カンナさんのお願いなら、僕はなんでも聞きますよ?」 「凛・・・」 「ひゅ~!さすが凛!愛の力だなー?」 「友情です、瑞希お兄ちゃん。」 感動みたいな顔をしているカンナさんも気になったが、変なヤジを飛ばす瑞希お兄ちゃんを注意する。 「照れなくていいぞ~?惚れたカンナのためなら、漢見せられるのはマジなんだろう~!?」 いや、私が惚れてるのはあなたですから。 〔★瑞希の勘違いは続いていた★〕 私とカンナさんを恋仲だと勘違いする瑞希お兄ちゃん。 てか、中立の立場を宣言しませんでしたっけ? 「惚れたとか言わないでください。僕はカンナさんが好きなんですよ?」 「はあ!?あたしが好・・・!?凛、何言って~!?」 「え、好きですよ?大事な友達ですからね?」 「あ!?あ、ああ・・・友達ね・・・」 「はい!カンナさんが不愉快でなければ、親友と言いたいのですが~」 「あーうん。いいんじゃねぇ・・・?」 「こら、凛!そこは愛してるって言っとけ!ごめんな~高千穂?」 「うん、ホント瑞希お兄ちゃんがごめんね、カンナさん。」 「・・・。」 〔★双方、意味の違う謝罪をしている★〕 「凛!なんだ、その言い方は!?」 「お兄ちゃんこそ!なんですかっ!?」 「ちょ、やめてって!二人ともケンカしなくていいっすよ!」 そんな私達に、苦笑いしつつもホッとしたような顔をするカンナさん。 「いいんですよ、いつも助けてもらってますから。気ぃ遣わせて、すんません、真田先輩。凛も・・・あたしの頼みを聞かせて、わりぃな?」 「遠慮すんなよ、高千穂。」 「そうですよ!カンナさんのお役に立てるなら、僕は喜んで引き受けます。」 「・・・ありがとな、凛。」 「いいえ。ちなみに・・・そのお友達は男性ですか・・・?」 「お!?嫉妬か、凛?」 「違います、瑞希お兄ちゃん。」 「女だよ。」 「同性?」 「おう!小坊の時のダチでさ~あんまり会わねぇけど、ネットではやり取りしててな。」 「さすがネット社会ですね~」 「まぁな。実はそのダチが・・・凛のファンらしくてよーあたしが龍星軍だって知ってから、えれーアプローチが強くて。」 「へぇーそれは強そうだね・・・」 カンナさんを押し切るなんて、よほどのつわものに違いない。 〔★凛はまだ見ぬ相手を予測できた★〕
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