春の嵐
12/12
読書設定
目次
前へ
/
150ページ
次へ
客観的にみてもそう、かなりの美少女だ。 その薄い桜貝のような耳元には、あの忘れ難い初めての夜の想い出に日向が贈った大粒のパール・ピアスが、純情可憐に揺れている。 心配だ。 真璃亜に悪い虫がついたらどうしてくれよう……。 ただですむと思うなよ、というオーラを全身で発しながら、日向は真璃亜を衆目から庇う。 日向にとって、だがしかし。 それは「受難の日々」の幕開けであった。 ────────・・・
/
150ページ
最初のコメントを投稿しよう!
8人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
335(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!