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思考
人って言うのは自分の為になる事しかしない生き物なんだよ。例えばさ、誰かを喜ばせようとするだろう?そんな時働くものは、お前ら人が勝手に決めた[優しさ]なんて言う言葉だ。
だけど、その優しさは僕から言わせれば偽りだ。
だってさ、「優しくしろ」って、そんな事、誰が頼んだ?勝手に[優しい]を求めたのはお前らで[優しい]と言う満足感に浸りたいだけだろう?
褒められたいが為。「俺は優しい」そんな世間的に生きられているという証が欲しいだけだ。
ただの傲慢なものだ。
自分の欲を隠して、世間的に認められる欲を表に出しているだけ。そしてなによりも、[優しい]なんて言葉を、そう正当化させたのもお前ら人だ。
いや、いいんだよ別に。それが平和一番平和で、「愛」なんて言葉に筋を通せる理由なんだから。そんな世界にしてくれているならいいんだ。それ以上なこともない。それに僕だってそんな世界に甘えて、助けられて生きてきたんだから。偽って生きてきたんだ。
1人じゃ生きられないから。
『偽りで完結した世界だ』
だけど、お前らはそんな根本的な人間的な者を忘れてしまったんだ。人の本能も弱さも汚さも。
人が勝手に決めた綺麗な言葉、思考、定義、理性によって。
都合のいい事ばかりを残してしまった。世間に認められない人も、自分の本心も殺してしまった。
優しくすることも共感することも泣くことも笑うことも愛することも怒ることもぜんぶ。
それを人の為になんて言うなよ。
人が決めた定義に沿って生きることを人の為だなんて思うな。
お前らはこの世界で誰の為に生きてるんだ。
それを忘れちゃいけないだろ。
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