2章「楽園」

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燐「え!?いきなり何ですか!? 私は、本当にここを通りかかっただけですよ。」 石「表情を見ればわかる。 我慢してること、あるだろ?」 たしかに、ずっと我慢はしているけど、先生には言えない。 どう先生を播くかを考えていると、再びカウンセリングルームの扉が開いた。 中からは、英語の結城先生が出てきた。 曽「全部丸聞こえだ。 だが、石上先生ナイスだ。 ちょうど、篠上とは話してみたかったからな。」 断りづらい環境になってしまった。 結果、燐菜はしぶしぶ 燐「わかりました。 ここまで言われて、断るのも申し訳ないので、少しだけ話をさせてください。」
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