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BANANA FISH
BANANA FISH
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ジャンル クライム、アクション、ハードロマン
サスペンス、青年漫画、スリラー
漫画
作者 吉田秋生
出版社 小学館
掲載誌 別冊少女コミック
レーベル フラワーコミックス
『BANANA FISH』(バナナフィッシュ)は、吉田秋生による漫画作品。『別冊少女コミック』1985年5月号〜1994年4月号にて連載された(1994年6月号、8・9月号、1995年1月号にて番外編掲載)。コミックス全19巻、別巻(番外編)コミックス1巻、文庫版全12巻(内番外編1巻)、イラストブック1巻(内短編)、ガイドブック1巻が刊行された。2018年6月時点で累計発行部数は1200万部を突破している[1]。
また、本作を元にしたラジオドラマも制作され、2005年と2009年にはアクサル(Axle)により舞台化、2012年には磯村洋祐(劇団EXILE)と竹内寿のW主演で舞台化され、2018年には吉田秋生の40周年記念プロジェクトの一環としてフジテレビのノイタミナ枠でアニメ化された[2]。
Wikipediaより引用。
ニューヨーク。並外れて整った容姿と、卓越した戦闘力を持つ少年・アッシュ・リンクスは、17歳にしてストリート・ギャングをまとめ上げていた。
ある夜、アッシュは自身の手下によって銃撃された男からある住所とともに「バナナフィッシュ」という言葉を伝えられる。
それは廃人同然の兄・グリフィンがしばしば口にする言葉だった。
時を同じくして、カメラマンのアシスタントとしてやってきた日本人の少年・奥村英二と出会う。
私が忘れることのできない作品です。出会ったのはちょうど去年。当時ハマっていたNo.6が影響を受けた作品に挙げられていた......っていうのがきっかけでアニメを見始めました。一話からぐいぐい引き込まれて。
最初に感じたのは「かっこいい!」っていう。ほんとにかっこいいんですよ。演出が神がかっててとにかくかっこいい、スタイリッシュ。
そしてそのストーリー。生々しくて残酷。でも愛がある。それも歪んだ愛とまっすぐな愛が。
バナナフィッシュは容赦のない作品。正直、打ちのめされました。けど面白いから見続けちゃうんだよなぁ......目を逸らせない。
私の中でこの作品が特別になったのはあるシーンでした。
初めての気持ちを味わったんです。悲しい、悔しい、憎たらしい。そういう感情の前にさらりと空虚が訪れる。心臓が震えて感情が溢れ出す。
そのあとはずっと「たられば」を考える。
そういう作品だったんです。創作、じゃあ完結しない。これはリアルなんだ。現実に迫ってくる作品。
つまりは日常生活に支障をきたすくらいのショックがくるってことです。見るのに覚悟は必要です。乗り越えれば宝石みたいなものが人生に居座り続ける。見なきゃ、人生損。誇張じゃないです。
そ れ か ら
アニメから入るか漫画から入るか。結構コレ大事な問題なんです。ただ、原作から見るとアニメに物足りなさを感じるかもしれません。19巻くらいあるのを24話で収めてますからね。収まったのが不思議なんですけどシリーズ構成の瀬古さんがすっごくデキる人ですから。(瀬古さん呪術のシリーズ構成もやってらっしゃる)漫画とアニメのセリフを見比べると尺を縮めるためのスタッフの努力が目に見えてきます。
漫画から読むなら文庫版っていう黒いカバーの方はお勧めしません。ネタバレがガッツリ書いてあるとか。おすすめは黄色いカバーの方。
アニメはめちゃくちゃ愛が感じられる出来。すんばらしいんです。尺の問題でカットされるところはそりゃあったんですけど重要なシーンはしっかり描いてくれる。それどころか良い改変を加えてくれる。
私の中で一番好きなアニメはバナナフィッシュだし一番好きな漫画もバナナフィッシュなんです。
一応、言っておくとコレ少女漫画。うーーん.......内容は青年誌.......
まだ語り足りないっちゃ語り足りないのでまた話すかも。
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