イノセンス

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イノセンス

『イノセンス』 (INNOCENCE) は、押井守監督による日本の劇場用アニメ映画。2004年3月6日に全国東宝洋画系で公開された。押井が監督した1995年公開のアニメ映画『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』の続編にあたり、本作は自身にとっても前作の公開から約9年ぶりとなるアニメ監督作品である。キャッチコピーは、糸井重里の「イノセンス それは、いのち。」 少佐こと草薙素子が失踪(前作『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』のラスト)してから3年後の西暦2032年。 巨大企業ロクス・ソルス社が販売する少女型の愛玩用ガイノイド「Type2052 “ハダリ(HADALY)”」が原因不明の暴走を起こし、所有者を惨殺するという事件が相次いで発生した。被害者の遺族とメーカーの間で示談が不審なほど速やかに成立し、また被害者の中に政治家や元公安関係者がいたことから、公安9課で捜査を担当することになり、公安9課のバトーは、相棒のトグサとともに捜査に向かう Wikipediaから引用  ずっと見たかった作品ですね!受験が終わってアマプラにあったので早速見ました!  ……良かったなぁ。すごく良かった。  まずですね、Ghost in the shellを知ったきっかけがイノセンスだったんです。父が自分の好きな映像を見せる謎タイムがあるんですけどその時、イノセンスのpvを見せられて圧巻されました。これだ!私の好きな世界観は!って。  んでそのあとたまたま新宿ピカデリーでGhost in the shell見れて最高で。イノセンスも絶対見たい!って思ってたんですね。  総評としては、世界観どマッチ&超難解&でもなんかカッコイイ&大人の哀愁。  特に印象的だったのがCGでして。冒頭のシーンとかこれでもかってほどCGの魅力が引き出されているんです。YouTubeでプレビューあるので是非見てほしいです。   違和感がなかったかって言えばそれは嘘になるんですけど、前作とはまた違った魅力があって最高なんですよね。中華サイバーパンクな世界が広がりを増しているっていいますか。  映像に関しては何の文句もない、どころか映像を見るためにイノセンスを見るっていうのがアリなんですよね。映画の意味がわからなくても映像の深さで眼福になれる。  それから特筆すべきなのがその難解さ。前作も難しいっちゃ難しいんですけどまだシンプル。イノセンスではテーマの深みも増して前作の倍くらい難しくなっている。途中、ん?ってなります。それでも話の大筋は掴めるのが押井守のいいところ。  ぶっちゃけるとエンタメ寄りではないです。草薙素子が主人公ではないっていうのがデカいと思います。あれでも()華なんです。いかに雌ゴリラと言われようがやっぱ華なんです。イノセンスはおっさんで構成されてますもんね。だから哀愁が凄い。  そこが前作と比べるとマイナーになっちゃった原因と言いますか。まぁまず一般受けはしないよなぁ、と。  素子がハダリの姿で出てくるのに気持ち悪さを感じる人もいるかもしれないし。でもそれこそテーマの核に迫ることなんじゃないですか……?  あとこれは前作にも共通して言えることなんですけど総じて登場人物がクールなのが良いんですよ……人間味がないと言われればそうなんですけど。私はああいう登場人物たちが大好きです。個性を無理やり押し出した感じがしなくて。  言いたいことがあるとするならば、映画館で見たかったです。ちなみに我が父は前作を知らず映画で見たらしいです。意味わかったの……?よく好きでいれたな…… 確かにエンタメとしては前作が優れているんだけれども…… 追記 製作費20億円で興行収入10億円……しょっぺぇ あとイノセンスって天真爛漫って意味があるのね。そういうことか……
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