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「じいちゃん、じいちゃん何してるの?」
そんな俺の幼い頃何気げない言葉なのに、おじいちゃんは、何かを隠すように笑顔で「何もないよ」と言い
いつものおじいちゃんになる。
でも、俺が大人になるに連れて真実を知ってしまう。おじいちゃんが亡くなる前、こんな事を言った。
「お前さんに、言わなければならない事がある、私の妻お婆ちゃんは、何故居なくなったか分かるか?」
そんなことを聞いてきた。何を言っているかさっぱり分からなかったが、
幼いときに、聞いたのはお婆ちゃんは、亡くなったことを聞いたのに、
居なくなった?どうゆう事だ?
「すまない、お前さんに嘘をついた。
私は、騙されたのだよ。詐欺と言うやつにな。仲良くなって結婚へと
美しい詐欺師に騙されたのだよ。
だがな、彼女の想定外が起きた。お前さん、赤ちゃんができてしまった。」
顔が青ざめる、おじいちゃんの顔を見たくなくなった。胃から何か吐き出したい。そんなそんな
「それで、赤子を産んで彼女は、私の元を去っていった。
私は、何故彼女が居なくなったか分からず正体をし、どうやって彼女に会えるか、考え。
ふとこう思った。なら彼女と一緒に詐欺師をすれば良いと。」
そして、おじいちゃんが話す後
何かなり始め、医者、看護師が目の前をものすごく勢いでおじいちゃんのもとにたどり着く。
その後、何が起きたか分からなかった
額から、流れ落ちる一筋の涙が流れ落ちる。
じいちゃんを、騙した奴を許せない
そして、おじいちゃんの決意を守り抜きたい。そう考えつき
いつの間にか、詐欺師になっていた。
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