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「!…ち、近い…」
「あ…わ、悪い…」
蔵前は慌てて離れた。
「それで…」
蔵前が改めて見るからに性格の悪そうな中学生くらいの男の子に尋ねたら見るからに性格の悪そうな中学生くらいの男の子は蔵前の事を指差した。
「…こいつに守ってもらえばいい…」
「え?」
「…はぁ!?…な、ななな何言ってんだ!」
「だって…お前は…よ…うぐ!」
見るからに性格の悪そうな中学生くらいの男の子が蔵前が妖怪であることを言おうとしたら蔵前に口を塞がれ見るからに性格の悪そうな中学生くらいの男の子を連れて部屋を出た。
「よ?」
「あはは…ちょっと…失礼します!」
「え…あ…(行っちゃた)」
部屋を出た蔵前と見るからに性格の悪そうな中学生くらいの男の子は大手の居る部屋から離れて誰も居ない部屋に入った。
「どういうことだよ!」
「どういうて、そのままの意味だけど…」
「何で…俺が彼女を守ることになんだよ!」
「その方が手っ取り早いだろ…お前、妖怪…何だから…」
「そりゃ…じゃない!…言い訳ないだろう!」
「何でだよ…」
「そ、そりゃ…妖怪だなんてわかったら怖がられるだけだ…」
「ほー…なんだ…狐…あの女が好きなのか?」
「そんなんじゃねぇよ…ただ…」
見るからに性格の悪そうな中学生くらいの男の子にそう言われて蔵前は言い淀んだ。
「ただ…なんだ?」
「…ぅ…お前には関係ねぇよ…ふん…(ただ…昔に会った彼女に似てる何て口がさけてもこいつに知られたくね)」
蔵前は見るからに性格の悪そうな中学生くらいの男の子に昔に会った女の子に似てることを言ったらからかわれることがわかっていたため絶対に知られたくなかった。
「…ほー…ま、いいが…どうするんだ」
見るからに性格の悪そうな中学生くらいの男の子は面白くなさそうな顔をしてどうするのか尋ねた。
「何がだ…」
「彼女のこと…このままにしておくと妖怪や霊に殺されるぞ」
「ぅ…どうにかならないのか?」
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