破綻

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起き上がろうとする百合香に、覆い被さり、史郎は、ふわふわのネグリジェを 裾からまくり上げて、百合香の頭の上まで持って行く。 百合香の体半分は、丸出しになった。 「な、何をするの」慌ててネグリジェを下ろそうとしている 百合香の下着が剥ぎ取られた。 「止めて、史郎ちゃん、それは駄目っ」と、言いながら両足を交差させて 必死で抵抗したが、史郎の力に適う訳も無く 百合香の両足は、思いっきり広げられて、明るい光の中に晒された。 「駄目、駄目、止めて~っ」もう、半泣きで訴えたが 史郎の熱い物は、深く深く百合香の花の中へ、沈められた。 「あ~~っ」百合香は悲鳴を上げる。 その百合香の耳元で「叔母ちゃん、もう彼奴の事は忘れろ」と言って 百合香の身体を、身動きできない位、強く抱きしめた史郎は 甘えん坊の可愛い史郎では無く、もう、一人前の男の声だった。 百合香は、それでも弱い声で「史郎ちゃん、離して」と、頼んだが 「嫌だよ、離すもんか」史郎はそう言うと、更に強く抱き 首を振って、逃れようとする百合香に、またキスをする。 歯と歯がぶつかりそうな、激しいキス、それとは反対に ゆっくりと百合香の花の中を探っていく史郎の物。 その動きに、百合香の身体は、駄目だという心を置き去りにして受け入れ 次第に抵抗する力が抜け、喜びの波へと変わる。 史郎は、そのまま左手で、百合香の身体を少し持ち上げ 百合香の胸の先を口に入れて吸った。 「うぅっ」百合香が声を上げ、史郎が入っている、花の中がぎゅっと締まる 「あっ」史郎が嬉しい声を上げ、もう片方も口に入れ、吸いながら腰を動かす 「し、史郎ちゃん、、」頬が上気し、潤んだ目で喘ぐ百合香 初めて見る、その顔に、史郎は堪らなくなり 両手で、百合香の腰を抱え、今まで我慢してきた思いをぶつける様に 激しく、腰を動かした。 「あっ、あっ、あっ」その動きに百合香の身体も激しく揺れ 熱く激しい嵐の中で、目が眩むような絶頂を迎える。 その百合香の花の奥深くに「ゆ、、り、」と言う呻きと共に ド~~ンッと大きく、史郎の思いが放出された。 百合香の中に、大きな満足感と共に、温かな物が広がっていく。 温かい、何と言う優しい温かさ、冷え切っていた私の心まで温めてくれる 私が本当に欲しかったのは、この温かさかもしれない。 そう思いながら、百合香は眠りに落ちた。 そのままで、ずっと百合香を抱きしめていた史郎は、やっと身体を離し 「これでもう、百合は俺の物だね」と、言おうとして、顔を覗き込み 「あれ?もう寝てる」あれほど抵抗したのにと 無防備に寝ている百合香を見て、くすっと笑った。 「二人で、うんと幸せになろうね」史郎は、そう呟き 百合香の額にキスをすると「おやすみ」と、言った。
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