magnets

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外にいる烏の鳴き声で目が覚めた。 「うわなんか嫌だなあ。烏って…今日から新学期なのに…」 私は目をこすりながら体を起こして、ベッドから降りた。とことことクローゼットまで歩き、制服をとり、袖にを手通した。 ドアと近くの壁に立てかけてある全身鏡に己の姿を映した。 「この制服も今年で終わりか…」 急に、何処か寂しく感じた。
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