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「なにしんみりしてんのー?おれちょーヒマなんだけど」
クズ山が興味ないからか面倒臭そうに言った。
ホント、こいつマジでシバいたろか。
自分の事なのに他人事だし。
見た目幼児だけど中身クズ山だから虐待にならないよねっ!!
イライラしながらクズ山を睨むとこっわ〜なんてケタケタ笑ってやがる。
見た目天使でも中身ゴミだな、ゴミ。
「ヘージくんがこうなってしまったのは僕の責任です。だけど、僕だけの力では2分割された魂の統合は難しい。2分割の1つは綺麗に浄化済んでる。だけど同じ位綺麗にならないと統合出来ないんだ。そこで…」
何か嫌な予感する………
「どうか魂の強度が上クラスの君、ヨシコさん。ヘージくんの魂浄化を手伝って下さい」
うわぁぁぁ!!
何で巻き込まれてるの、私!!
「それって強制ですか?私的にはクズ山捨てときたいんですがっ」
「えっと、世の理を少しかじってしまったのでほぼ強制になりますね」
マジっすか、スクルドさまー!!
クズ山のせいで死んでしまって、死後の世界でもクズ山の為にやらなきゃならない事ができてしまった。
何、この罰ゲーム……
私、報われるの?
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