君と行く北海道旅行

第ニ章 出発の日 空港と飛行機

あと、旅行にはタオルは何かと便利なんだよ。
それにホテルのピローケースは
タオル地に出会った事ないし…。
何でなんだろう…。
タオル地気持ち良いのに。

それであたしはこの大きなキャリーケース一つと
ショルダーバッグ。
人から見たら要らない物まで持っていて
荷物が多いと言われてもキャリーケース一個は一個。
ただ大きいだけ。
あたしは
飛行機に預けるのは、このキャリーケースだけ。

君は？
その荷物おひとつ？
そっかぁ。
預ける荷物の数は同じだねー。

絶えない会話してる内に荷物をＸ線に通され
検査される。
この検査で引っ掛った事は、ないのだけれど。

カウンターで働く美しいお姉さまに
預ける荷物を聞かれ、手渡すと重さを測られ……
君と荷物の数が同じだって喜んだのに。
あたしだけ荷物重量で超過料金とられた。

同じような荷物で
前の一人旅行では取られなかったのに……。

そうなんだ……。
航空会社によって超過料金が違うんだね。