ワンダーランド

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「そうだ!今日はアリスちゃんに会えるから勝負下着を着てきたんだ! 恥ずかしいけど…見てくれないかな…。」 「本当に!?嬉しい…。」  男のシャツのボタンを一つずつ外してゆく。 「あっ!ちょっと恥ずかしいから、一回電気消していいかな??」 「うん…いいよ。」  暗闇の一室で街の喧騒と男の息遣いが聞こえてくる。 目が慣れてくると同時にカーテンの隙間から漏れる街の光に照らされて、男の醜態が徐々に露わになってゆく。 「うん…大丈夫。少し、電気付けるね。」  薄暗い明かりの下で女性用の下着を身に着けた中年の男が、何やらいたたまれない様子で立っている。 「ど、どうかな…?」 「うん、すっごく綺麗…。」  色鮮やかな青と藍を基調とした細かく美しい華のデザイン。 尻の部分はやや透けていて妖艶な雰囲気を醸し出している。 「パンツはTバックにしようか迷ったんだけど…ちょっとあからさま過ぎるというか…下品な気がしちゃって。 仕事の効率は凄く上がるんだけどね。」 「どうしてTバックの方が仕事の効率が上がるの?」  男を真っ直ぐに見つめ首を傾げながら一歩近付く。 「えぇと…それは…常にお尻に食い込む事で緊張感が保たてるというか…あとっ!!背徳感が増して気持ちが高揚してくるんだ!!」 「ふーん…そうなんだ…。」 「っ!!」  私は下着を持ち上げ男の尻に下着の布を食い込ませた。 「どう?興奮する??」 「うんっ…!!凄くいいよ!!もっと…もっと食い込ませてっ!!」 「ふふっ、そうだ、いい事思いついた。」  今度は陰茎と睾丸に食い込むように持ち上げた。 「あぁっ!!そんっ、なっ!!!」 「パンパンだね。カワイイ…。」  下着の布からはち切れそうな程膨れ上がった男の陰茎に、ゆっくり浸食する毒の様に口付けしてやった。 「あぁっ!!もう我慢できないよっ!!」  シーツのシワが増えてゆく。 美しい華が私の目の前で咲っている。 「下着は脱がないで、絶対に。」 「えっ、う、うん…分かった!」
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