桜井和貴

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 和貴たちを心配する、和貴の近所に住む宮沢たちからは、時々料理の差し入れを貰ったり、また、宮沢紗優の弟である怜生が、和貴に懐いているゆえに、宮沢一家と友好的に過ごす。以上のことがきっかけで、紗優とは幼馴染みとなる。なお、緑川に引っ越した当初は外国のお人形のようなビジュアルゆえに、「男女」「ガイジン」と散々いじめられた。後に極端な行動に走るのはそれが原因の一つかもしれない。  紗優に対しては、異性としてではない、特別な愛情を抱いていたのだが、小学校六年生の、卒業間近のある日、紗優が彼氏にひどいかたちで性交をされたと知り、怒りのあまり、その彼氏の女を片っ端から寝とるという行動に出る。以降、セックスの味を知った和貴は、中学時代は、『緑中のセックスマシーン』と呼ばれるくらいに、あまたの女性を抱きあさる。
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