千の鶴を殺しても
41/55
読書設定
目次
前へ
/
57ページ
次へ
無意識で、男を誘惑するかのような、独特の雰囲気を持っている。 計算されていない、天然、無自覚ゆえの、男の底をくすぐる雰囲気。 俺は思わず手を伸ばし、頬に触れ、口づけた。今日はそれを許されているから。その為に来たのだから。 ただ、触れるだけのつもりだった。あまりにも自信なさげにしている姿が引っかかって、そんなことないと、言いたくて、俺は、実は、ずっと、好きだったんだと、言いたくて。
/
57ページ
最初のコメントを投稿しよう!
4人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
164(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!