どうして作家になろうと思ったのか

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どうして作家になろうと思ったのか

Twitterでなんかそんなハッシュタグがあって、ちょっとだけお答えしたんですが文字数ヤバしだったので全ては書きませんでした。ツイートにも書いた通り、このエッセイで、何で私が作家を目指すようになったのか書きたいと思います。 最初はただの暇つぶしで始めました。コロナで学校がお休みになってしまい、何にもすることがなく、流行りに流行っていたYOASOBIの動画の概要欄に貼ってあったサイトリンクが、私が誕生した「モノガタリードットコム」という投稿サイトでした。 そこでチマチマ書いていたんですが、思うように伸びず、もうやめようかなぁと模索していた時、モノガタリー主催の「プロの編集者さんに質問してみよう」的なイベントがありまして。そこに私は質問を書いて送りました。 「どうしたら万人受けする小説が書けますか」 確かこんな感じのを送ったと思います。その後、YouTubeの方で動画が配信され(多分今もあるはず)その中で沢山の質問を回答されていた編集者さん。私の質問は、何と一番最初に取り上げて頂けたんです。「気になる質問だ」と。 その時に頂いた答えは、「万人受けする小説なんてものは、聖書くらいしか思い付かない。だからどんな人に読んで貰いたいか、対象を見定めて書いてみて」……要約するとこんな感じの答えを頂きました。 その答えを聞いて、私は吹っ切れました。そして「読んで貰いたい対象=自分」、つまり「自分が読みたいと思う作品」を書こうと決めました。 そこから私は早かった。めちゃくちゃ書いた。途中学校を辞めてしまったり、鬱気味で何も手を付けられなかった時期もありましたが、それでも 「殺し屋恋慕帳(更新出来てなくてごめんなさい🙏)」、 「鬼神の花嫁は愛を望む(シリーズ)」、 「天秤少女・アリスの生存価値査定/天秤少女・アリスの生存価値探求」、 「シェルヴェールに祈りを(更新出来なくてごめんなさい🙏)」 「きっともうすぐ、春がくる。(現在連載中)」 など、その他の短編を含めて今までに作った作品は六十作を超えています。中には満足行かずに消してしまったものもありますが、それでもこれだけの世界とキャラクターを生み出して来れました。 書き続けられているのは、やはり「楽しい」と思える気持ちと、読んでくださる読者の皆様のコメントやスタンプ、感想のおかげです。やっぱり誰かに見て貰って評価されるっていうのはとても大事で、何もないと「これって面白いと思って貰えてるのかな??」って不安になりますから(現に今の連載中作品もめちゃくちゃ不安になっているところ)。 だからもし、作品を作ることに義務感を感じてしまったり、「楽しい」と思えなくなったら、私は作家を辞めるかもしれません。だからそうならないように、今はマイペースに書きたい作品を好きなだけ書きたいと思います!!!
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