Twitterで言う勇気がなかったので

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Twitterで言う勇気がなかったので

タイトルのまんま、私はTwitterとかの公の場で何か言うのが怖いので(主に燃え盛るのが)ここでエッセイという形で思ったことを言います。 これを読んでくださってる方々、ヘルプマークというものをご存知でしょうか?見たことある方、結構いると思います。電車、バス、駅、街でなど持ってる人かなりの数いらっしゃいます。 私もこの世の何処かにいる、そのうちの一人です。 ちょい前のエッセイで指定難病と診断されたと書いたと思いますが、それを機にヘルプマークの存在を改めて認識しました。指定難病患者ではありますが、障がい者という訳ではありません。なので障害者手帳は持てないのです。 それでも、いつ、何処で、体調が悪化して倒れるか分からない病気です(夏が一番危ないですが、冬も意外と危ないんですよね)。万が一私が倒れて助けてくれた人がいたとしても、私が原因を話せない状況ならば助けてくれた人もアワアワしてしまうでしょう。なのでヘルプマークを持ち物に付け、裏に何の病気か、どういう配慮を必要としているのかを書いているのです。 本題に入ります。他のヘルプマークを持っている方はどう言った感情を持っているのだろう。気になってTwitterで『ヘルプマーク』と検索してみました。 『突然ヘルプマークを引きちぎられた』 ん? 『優先席に座っていたら譲れと怒鳴られ、ヘルプマーク見せて立っていられないのだと話しても聞いてくれなかったので譲るしかなかった』 んん?? 『障がい者アピールだと言われて、思い切り睨まれてしまった』 んんん??? まだまだいっぱいあったんですが、大体はこんな風なことが書いてありました。率直に『何だこれは』と思ってしまいましたね。中には『席を譲ってくれた人がいた』、『具合が悪かったところを助けてくれた人がいた』など優しい話もありました。 けど、八割が優しくない話って、いやどういうことやねん!!!!???? 何『障がい者アピール』って。『わたしぃ、障がい者なんですぅ』っていう訳分からん奴じゃなくて、『こういうことがあるかもしれないから、何かあったら助けて欲しい』っていう方ね。でも絶対『障がい者アピール』って言った人は前者の方だと思ってるタイプじゃないかな。 でも確かにヘルプマーク持ってるからって、好き放題する人もいるみたいですけど、そんな人はごく一部です。 殆どの方は見た感じでは分からないけど、何かしらの病気や支援が必要で、時には困ることがある人です。ヘルプマーク付けている方が『辛そうだな』、『倒れてしまった』場面を目撃した時、大体の方はヘルプマークの裏面に、そうなった場合の対処法が書かれていると思われます。そんな時に出くわしたら裏面を見てみてください。話せそうな状況な時は本人に聞いてみる、倒れて受け答えが不可能な時は迷わず救急車を呼んでください。 一番びっくりしたのは、『電車の中で、ヘルプマーク付けてる癖にスマホは触れるのかって言われた』っていう投稿ですね。 はいぃぃぃ!??ってなりました。ヘルプマーク付けてる人、ずっと具合が悪いのだと思っているのでしょうか。出歩いているということは、体調が少なくとも大丈夫だと本人が認識しているからでは?通院途中なのでは? 具合悪かったら、そもそも外には出ないんだわ。 あと、ヘルプマーク付けてる人はスマホいじっちゃいけないのかな?大丈夫だから触ってるんだよ?大丈夫じゃなかったら、触りません。出歩きません。家で大人しく寝てます。 何か我慢出来なかったので書いちゃいました。私も外に出てヘルプマーク付けていた際に、何度か優先席に座っていたのですがめちゃくちゃ睨まれたことが5、6回ありますね。それでもヘルプマークは私にとって必要だし、持っていることを恥ずかしいとも思っていないので今日も付けて生きています。 そんなお話でした。何か考えるキッカケになってくれたら嬉しいです。それでは👋
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