プロローグ

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 ぼんやりと覚えている幼い頃の記憶。 「大きくなったら迎えに行くよ、僕のお姫様」  笑顔でそう言った私の王子様。しかし、その姿は一瞬で消えてしまった。 「……はぁ、夢か」  この夢で目覚めるのは何回目だろう。  貴方は今どこで何をしてるの?  本当に私を迎えに来てくれるの? * * *
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