王女と騎士

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王女と騎士

 私が仕えるは心優しき王女  臣下たちは言う  優しさだけでは王女は務まらないと  だが私は彼女こそが  この国に光をもたらすと信じる  彼女の柔らかな微笑みを見ると  固く強張った心が溶けていくような  そんな暖かな気持ちになる  優しさこそが彼女の魅力なら  私が守ろう  彼女の優しさが曇らないように  彼女が彼女らしくいられるように  私があらゆる悪意から彼女を守ろう  この生涯を賭けて    
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