Episode①≫コンビニバイト

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Episode①≫コンビニバイト

大学生活にもなれた頃、 俺、藤沢秀俊(ふじさわひでとし)は 大学から少し離れたコンビニへ、たまたま立ち寄った。 幼い頃から、数字の魅力に取りつかれていた。 必ず答えを出せる喜びから、 いろんな計算方法を知りどんどんのめり込んでいった。 でも、周りに俺と同じ興味を持つ子供はいなかった。 俺の追及心が他の学習へも興味を持ち、 小学校に入った頃には、中学、数学に至っては高校といった上の学年の勉強をしていた。 そんなこともあって、いつしか周囲から孤立していて 心から笑うという事ができないでいた。 だからと言って、不自由に感じたこともなかった。 周囲の目から、ここでは笑っておくべきだ。 と… 俺の中で目の前に出される問題を計算し、 答えを導き出す事を学び、 周囲から孤立しなくなる事ができたからだった。
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