Episode①≫コンビニバイト

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「フッ…涼んでいくといいよ。」 「あ、いえ。」 ちょうど、 視界に入ったペンを手にした。 「ペン…をですね。」 「ペン?あ、じゃー…。」 その男性は、同じ棚にあった履歴書をつかんで俺の手に置いた。 「これは、おっちゃんがおごるから…そのペンでお兄さんの名前書いて。」 「え?」 「あの子らを見てる笑顔がとても素敵で、スカウト。」 自分でおっちゃんと言った店長の満面の笑みに 今思えば、 騙されたのかもしれないが… 翌日から、 俺はここで働くことになった。
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