出来事

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※自傷あります。 「ウェ゛ッ.....、ッ.....」 そう思うと吐き気が止まらなかった。電気も付けていない、暗闇の自室の廊下。一人ぼっちだ。 不安と恐怖で胸がいっぱいになった。 俺は手探りで、ある物を探した。 息がしずらい。 早く切りたい。 ガタッ 手になにが当たった。軽く触ってみると、チクリと痛みがした。 指に刃の先が当たったのだろうか。ちょっと痛い。 だかそれは、探していたものだった 俺は躊躇うことも無く、長袖の制服をまくった。暗闇の中で何も見えないが軽く腕を触ると凹凸があった。 以前、切った傷が残っていたのだ。その時は深く切りすぎたようで手首から血が止まらなかった。本当に死ぬかと思った。 カチカチカチ カッターの歯を出す音が聞こえる。
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