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「俺たち、僕たち、付き合った。」
始業式の次の日、3人で食堂を食べていた時だった。そんな事を言われた。とても信じられなくて、動揺した。
だか、動揺したら俺の気持ちがバレると思い平然を装った。
「…まじか、おめでとう。良かったじゃねぇか。
応援してんぞ。」
嘘だ、嘘をついた。薄々気づいてた。
「あんがと。もしかしたらお前が俺に惚れてて、泣いて縋ってくると思ってたのによー」
「もー、なにそれ笑 おかしい事言わないでよー。
ってか、優くんありがとうね。応援してね〜!」
「おう。わかってるよ...
あっ、ご飯冷めちまう。早く食べろよ」
俺と蓮、藍と蓮。どっちの方が信頼して長い時間共にいたかなんてわかりきった事だった。初めから予想はしてたけどよ...、結構痛いな
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