選挙の争点

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選挙の争点

投票する目安になるヒントを挙げてみました。みなさんはどう考える?でしょうか 主な争点 ●消費税10%にアップ、賛成?反対? 高齢化ハンパないですね。2036年には総人口の33%つまり3人に1人が65歳以上の高齢者になります。年金、医療費など社会保障費は増大する一方です。なんとかして国の借金ばかりに頼らず、税収を増やしたいようですね。ゆくゆくはヨーロッパ並みに20%まで上げちゃいますか?  一方、消費税とは低所得者の負担が多いのはおわかりですよね。年収1000万円の女性と年収300万円の女性が同じニンジン108円を買ったら負担が多いのはどちらでしょう?消費税は低所得者いじめなのであります。それなら、所得の多い人や大会社から累進課税で所得税、法人税を上げたほうがいいのでは? さてどっち?   ●憲法改正に賛成? 反対? 自民政権の目標は、憲法9条を改正して「自衛隊を合憲」とすることでした。今のままでは自衛隊は、有事の際、戦力を行使する上で、「違憲」なわけです。中国や北朝鮮の脅威も高まっており、自衛隊を「軍隊として認めるべきではないのか? もう9条の「平和主義」は時代にそぐわないのではないか?」 一方、日本国憲法は、世界でただ1つ「戦争をしない」と明記した貴重な憲法です。世界の国々が尊敬しています。日本が経験した戦争の惨禍を忘れずに、国の交戦権を認めない。これは私達が歴史から学んだことではなかったか? 集団的自衛権による武力行使が可能になった今、なおさら憲法の改正には反対。 ●原発って賛成?反対? 原子力発電所はCO2を出さないクリーンエネルギー。温暖化に優しい。火力、水力、天然エネルギーをうまく組み合わせることで、万が一、火力がダメな場合になったときも対応できる。ウランは再生して使えるので、安く安定した電力が供給できる。事故の不安からこれから新規の原発はつくらない。 一方、東日本大震災で、万が一の事態が起きてしまった。これからもいつどんなことが起きるかわからない。地震、津波、他国からのミサイル攻撃・・・。100%安全だということは神話だったことがわかった。これからは風力、太陽光、地熱など持続可能なエネルギー政策への転換を図るべき。
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