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「ドリームフラワーは、幻の花とも言われてるの。
見たもの全てを魅了するのよ。
のんはその妖精なのよ」
少女は補足するように言う。
「何で父君の鉄拳制裁食らったのん?」
青年を不思議そうに見ながら小さな女の子は青年に質問した。
「俺が薬師さんに会わせてくれと言ったらあのおっちゃんにどつかれたんだよ」
困惑して頭をポリポリと書きながら青年は答えた。
「あのぉ、ずっと気になってたけど、何処かで会ったことあります?」
困惑している青年を少女はじっと見ている。
「……いいや」
一瞬間をおいて青年は首を横に振った。
「まぁ、いっか」
少女は何となく腑に落ちない様子であったが深くは追及しなかった。
「あんちゃんは何でコイツに用があるのん?」
不思議そうに小さな女の子は尋ねた。
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