10人が本棚に入れています
本棚に追加
秋冬野菜に苦戦する
去年と今年は,かつてない程の異常気象だと実感している。
地震やら台風に悩まされ,日本にあった『四 季』も,今は見る影もない。
家庭菜園(市民菜園)で畑を借り,虹の橋を渡った父さんの代わりに,エセファーマーとなってしまった。
大量に蔓延る雑草たちに苦戦した1年目の夏は,ただひたすら雑草を抜いて,土が見える事だけを目標に行っていた位だし。
野菜の専門雑誌を読んだり,浅い知識をフルに使って野菜作りに励んで,土に触れる事の楽しさと,癒しを覚えた年。
2年目となると,連作障害にならぬ様に場所を変える事を考え,カレンダーの裏面に畑の地図を書いては,野菜の種類を増やそうかと悩むワタシがそこにいた(苦笑)
余裕が僅かに出だした頃,
1冊の本に共感が湧いた。
スープ作家の有賀 薫さんの本は,すぅぷのエッセイを書くワタシにとって,とても参考になっているし,作ってみたいと思えるレシピがあるので,是非とも作りたいしエッセイにも書いてみたい。
ではなくて!
多品目で少数栽培で成功できる・・・こちらの本を,参考にする機会を手にした。
家庭菜園で借りている土地をフル活用して,少ない量を多種類で作る発想は,かつてのワタシの頭には無いと思う。
別に,全てを真似るなんて度胸は,持ち合わせてもいない。残念な人間ですよ!
それでも,エセファーマーのワタシは試したさ。限りある土地に苗を植えたし,種も撒いた。
肥料も加えたし,虫さんに食べられない様に消毒薬を散布もした。
市販の殺虫剤の無料パンフレットを貰い,成分やら対応する虫も読んだ。
図書館にも最新の本があったので,目を通す程度しか出来なかったけれど,それはそれで参考にはなった。
そして,今年は普段作らない野菜にも着手して,見事にワタシ以外の家族は,全く手を出さなかった。
作った身にもなってくれと,
そう感じたね。
まぁ,良いさ。作ったワタシにも非があるし,色々と経験できたから良いか。
秋冬野菜は,よく食べる野菜の種類を中心に苗を植え,種も撒いた。
少なく作る筈のほうれん草は,何故か家族に高評価らしいので,空いてる箇所に同じ品種のほうれん草を大量に撒く。
種にも期限があるので,ここは思いきって大量にばら撒く作戦を取る。
これから寒くなる事を踏まえ,100円均一のお店で購入したビニールシートで,トンネル栽培に近いものに仕立てた。
お陰で,発芽は早く進んだ。
ビニールシートを使ったトンネル栽培をしている利用者さんは,あまり見掛けないかな。
どちらかといえば,防虫ネットを被せたりする人の方が多い気がする。どう使うかは,その利用者さん次第。
プロの農家さんでもない限り,
口は出しちゃいけないのかも知れない。
Nov 17 Am 04:35
最初のコメントを投稿しよう!