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朝から、いや前日の夜から僕は落ち着かなかった。
忘れているものはないか。Todoリストまで作り夜も朝も何度も確認した。
今週末は熊さんは海外の展示会へ出張に行ってるため夫婦2人の時間。
お昼からイタリアンのお店にランチに出掛けた。
僕は急遽会社から呼ばれるかもしれないから夜までお酒が飲めないと、理由をつけ香帆にワインを勧めた。
帰る頃には顔も赤らみ上機嫌な香帆。
細身のデニムにアメカジTシャツをinしている。髪は簡単に後ろで一つ結びに纏めている。
帰り道のコンビニに入る。香帆は家で飲むワインとツマミを選ぶ。
真っ白な頸と細いが柔らかそうな背中、くびれから張り出す柔らかな桃の様な膨らみのお尻を眺める。
本当にいいのか。熊さんは知り合いだが、和馬はほとんど面識はないぞ。何かあったらどうする。
いや何かあって欲しいんだ。
そう。僕は今夜、大学生の和馬に抱かれて欲しいと思っている。しかもキッカケは作るが、最終的には香帆自身が選択して和馬に抱かれて欲しい。
視線に気付いたのか振り向き、きょとんと目を見開く可愛くも美しい香帆。
猛烈に香帆を抱きたい気持ちに駆られる。
僕も数週間、香帆を抱けていなかった。
レジで会計を済ませると僕らは家路についた。
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ベッドサイドのテーブルにはワインのボトルとグラスが置いてありボトルに残っているワインが
微かに揺れている。
ベッドで生まれたままの姿で股を大きく開く香帆。
その股の間に2本の指を差し込みゆっくりゆっくり掻き回し抜き差しを繰り返す。
時折り吐息が漏れ苦しそうな表情の香帆。
腰回りは落ち着くことはなく妖艶に動き、キッ、、、キッ、、、、っとベッドが控えめに鳴いている。
マーキングをするかの様に全身に舌と手を這わせ香帆の肌を感じていた僕。
先ほどからようやく蜜壺を弄り始めたが、明るいうちから香帆を触りはじめてから、もう1時間強、すでに外は真っ暗になっていた。
サラサラな太腿の柔肌と対比するかの様に、ぐちゃぐちゃに濡れてしまっている香帆の蜜壺。
僕は時計をチラッと見る。
「今日は熊さんがいなくて残念だね。」
指の動きをグッチョグッチョと少し早めていく。
「ハァ、、亮ちゃん、、、お願い、、、んんん、、、してぇ、、ハァ、。」
無言で手の動きを速める僕。
「ぃやあ、、、、んんん、、、、してぇ、、、亮、、、ちゃん、、、。」
ぐっちゃぐっちょぐっちゃんぐっちょん、、、
再び時計を確認する僕。
さらに香帆の蜜壺から体液が溢れていく。
「、、、、いいよ。」
香帆の中をゆっくり掻き回しながら僕言った。
「んんん、、、は、、やく、、、いれて、、、ハァ、、、ハァ。」
僕は自分の肉棒を掴むと先を香帆の肉壁へあてがう。
上下に動かして香帆の入口を探す。
そして窪みを見つけ、それに香帆も顎を突き上げ反応する。
待ちに待っていた物が数週間振りに当てがわれ、腰もぐねぐねと反応する。
「香帆、、、綺麗だよ、、、本当に。」
そう言い亀頭の先を数センチ押し当てる。
「ァァン、、、ハァハァ、、、ァアン、、んんん、、、。」
「俺のお願いも聞いてくれる?」
亀頭の先を押し当てたまま聞く。
「ハァ、、ハァ、、、な、、に?、、、ハァハァ。」
苦しそうな表情の香帆。
「もっとスケベになって。」
「ハァ、、ハァ、、、物足りない?、、んん、、。」
「もっと他の男に抱かれてほしい。」
「熊さん?、、んんんっ、、。」
亀頭を前後に揺らす。香帆の小陰唇が僕の亀頭の先をニッチャニッチャと撫でる。
「熊さんもだけど、、、もっと色んな男に欲望のまま股を開いちゃうようなスケベな女になって欲しい。熊さん以外にしたい人はいないの?」
しばらく口を紡ぐ香帆。
さらに深く亀頭をめり込ませる。
「ァァァアン、、、いいの?、、軽蔑、、しない?、、、。」
「しないよ。もっと香帆に嫉妬して夢中になってしまうと思う。」
「んんんっ、、んんんんんっ!」
「誰としたいの?」
「、、、ハァ、、ァン、、ハァ、、ァァアン、、、、、、、、、、和馬くん、、、、かな、、、ッァァン、、、したぃっ、、、ぁぁあああん゛っ!」
浅く一気に肉棒を差し込んだ。
「今は僕より和馬としたいんだろ香帆。」
ジュッポジュッポっと小さくピストンをしながら、香帆を問い詰める。
「ァァァアン、、、ァアン、、ァン、、ァァァアンごめんなさい、、、、和馬くんとンンンン、、、したぃ、、、ァアン、、ァン、、ァァァアン。」
ピピピピピッ、、ピピピピピッ、、ピピピピピッ、、、。
スマホのアラームが予定通りの時間に鳴る。
僕は香帆から肉棒を抜くと、スマホを手に取り立ち上がる。
画面を見てアラームを消すと、そのままスマホを耳に当て寝室を出る
「もしもし、、、、、やはりそうなりましたか
わかりました、、、明日の昼までには何とか、、、、はい!すぐ会社に向かいます、、、失礼します。」
大声で架空の相手と話し、寝室に戻る。
肩口を出しブランケットを被る香帆。
ブランケットの中に潜り込む。
「明日の昼までは帰ってこれない。」
「うん。」
とうなづく香帆に覆い被さり、片手で香帆の胸を掴み人差し指で乳首をコリコリと刺激する。
「、、、アッ、、、。」
「このあとはどうするの?」
と香帆に聞きながら、香帆に唇を合わせる。
「っチュパ、、はぁ、、むむ、、チュ、、はぁ
、どうして欲しい?、、、っチュッバ、、。」
唇を合わせながら、顔を赤らめ聞く香帆。
僕は唇を離すと香帆に言った。
「自分の気持ちに従ってほしい。抱かれずに待っててくれる香帆も嬉しいし、けど欲望のままに和馬に抱かれたあとの香帆も物凄く愛おしく感じると思う。」
「、、、和馬くんに夢中になっちゃったらどうするの?」
「夢中になって欲しい。熊さんにも和馬くんにも。」
「、、んもぅ、、、どうなっても知らないからね、、、んんっ、、。」
ボソッと呟く香帆。
「ぁあ゛ん!ぁあ゛ん!ぁあ゛ん!あん!あん!あん!アンアンアンアンアンアン、、ァァァアアアンッ!!、、。」
我慢できず挿入し乱暴にピストンをした。
大学生の和馬のモノより先に入れておきたくなった。
物凄い熱とギュッと締め付ける香帆の中。
このまま香帆を抱いて、、ともよぎったが、
ここまで準備をして、もう後には引きたくなかった。
断腸の思いで僕は肉棒を引き抜いた。
そしてタオルケットを香帆にかけ、髪の毛をかき分け白い額にキスをした。
「いってくるね。」
寂しげな表情の香帆。
準備を済ませると玄関を出て急いで車を走らせる。
車で走りながらパソコンを取り出すと同期しておいた香帆のメッセージアプリを開いた。
流石にまだ動きはない。
近くのコインパーキングに停めた社用車と乗り換え待機する。
さらにスマホのアプリを立ち上げる。
画面には家の各部屋の様子が映っている。
寝室でショーツを履きTシャツを着る香帆の姿。
寝室のワインを持ちリビングに移動し、ソファでワインを飲みながらテレビをつける香帆。
テレビはついてるがワインのグラスを眺めたまま。
小一時間このままのため、さすがに無理かと諦めかけていた。
画面越しにTシャツの裾から白く細い脚が伸びる。
今すぐ帰ってショーツをずらして香帆と繋がりたい。
【仕事なんとかなったから今から帰る。】
そんな風にメッセージを打とうとしていた時。
香帆のスマホと同期したパソコンが鳴る。
時間はもう22時を過ぎていた。
香帆【お疲れ。今何してる?】
香帆はテーブルに肘をつき頭を抱えている。
和馬【ん?寝てたけど】
香帆【ごめんごめん。ゆっくりして。】
和馬【いやいいけど、どした?】
香帆【病み上がりで体調はどう?】
和馬【毎日会ってるけど(笑)まぁまぁだよ】
香帆【確かに(笑)お家は片づいてる?ご飯は作ってる?】
和馬【全然ー。来てくれる?(笑)】
その返信から10分ほどスマホを見つめたままの香帆。
しばらくすると手早く指先を動かしたかと思うと、テーブルに頭を伏せる。
香帆【、、、うん。いいよ。】
和馬【マジ?いつ?】
香帆【いつがいいの?】
和馬【今から】
香帆【いいよ。待ってて。】
和馬【マジ?】
香帆【どうでしょう(笑)】
和馬【なんだそれ】
僕は車を自宅方面へと走らせた。
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