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プロローグ
僕らは地方都市に住む子供をもつ30代夫婦。
子供達が眠りについた夜更け。
リビングのTVで動画とスマホのネットニュースのダブル視聴中の僕は、長峰亮太
172cmで中肉中背で最近お腹が出てきて中年街道まっしぐらの30代パパ。
仕事と家族にどっぷりはまった平平凡凡な生活をしている。
リビングからキッチンへ目を向けると妻の香帆が夜食を作っている。
長峰香帆
色白で167cmのすらっとした身長。
Eカップ以上に揉み応えのある胸。
くびれてはいるが柔らかなウエスト。膨らみ豊かなお尻とそこから伸びる細く長い脚が僕の1番のお気に入りだ。
独身時代に足繁あしげく通っていた服のショップ店員として働いていた香帆。
穏やかな性格でお喋りが好きだった妻。
売り込むことが苦手だったが、持ち前の性格とルックスでトップセールスだった。
そんな妻も今は子を育てる専業主婦。
お店の同僚やお客さんからお誘いにヤキモキすることもなくなり平穏な日々を過ごしていた。
出産をしてもスタイルは変わらないが部屋着は野暮ったいスウェット上下に変わった。
しかし最近は、香帆の部屋着と男の欲情をくすぐるスタイルの反比例に密かに興奮している。
お互い仕事や子育ての疲れもありセックスの回数こそ減ったがお互い信頼し合い幸せな毎日を過ごしている。
たまにのセックスでは燃えるが、心配なこともも。
手マンやピストンでは一度もイカセられたことがない。
所謂中イキを一度もさせられていないのだ。
香帆以外の女ではイカセられるのに、相性が悪いのか最愛の妻だけ中イキさせられていないのだ。
妻は毎回「亮太とのセックスが一番気持ちいい。」「イクことで満足するわけじゃないよ。」そう言ってくれるが本当だろうか?満足させられているのだろうか?
他の男に目がいってしまうのでは?
という不安を感じていた。
そんな不安も結婚して5年近くになるとだいぶ薄れてきた今日この頃。
「スマホアップデートしてくれた?」
しまった!動画とネットニュースに夢中になり、放ったらかしにしていた妻のスマホ。
「ごめん!これからやるよ。」
「メール返してても最近画面よく飛んじゃうから、出来れば今日中によろしくねー!」
妻のスマホを手に取ると……いつもは気にもしないが今日は何故か違和感を感じた。
違和感の正体はメールアプリの新着お知らせの数字の表示が無いことだった。
いつもはメールが入ってきても見ずに貯めておき、夜にまとめて返信するため、夕方には⑧や⑩の表示が日常茶飯事だ。
たまたまメールが来ない日だった。
たまたま昼間に時間が空いて返信した。
ということもあるだろう。
だか今日に限って何か少し引っかかった。
妻の方を見る。
モデルの様なスタイルに似合わないエプロンをし台所に向かう香帆。
エプロンの生地を捲りスウェットを下ろし、柔らかな尻をどう触ろうかといういつもの妄想に浸る余裕は今はない。
妻の方を確認しながらメールアプリのアイコンに親指を重ねた。
アプリの一番上の欄を見る時……MASATOまさとの文字が…。
横を見ると、【MASATOがスタンプを送信しました】とある。
恐る恐るフォルダを開いてみた………。
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