太陽の子ども

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幸い、陽太は擦り傷だけで済み、無事に運動会は終わった。 小学校からの帰り道。 陽太はうつむいて、地面を見ながら歩くだけだった。 家に着いても一言もしゃべらず、じっとソファーに座っているだけだった。 心なしか、窓からみた夕陽はいつもより暗く思えた。 陽太は太陽の子どもなのだろうか。
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