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「持ち込みでもいいって。どこか、見に行ってみる?」 鈴音さんは黙ってお茶を飲む。 「すーずーねーさーん。」 俺はお茶を取り上げてキスをする。 鈴音さんが笑う。 「怒りながらキスするの?」 「怒りながらも愛してるから。」 今度は深くキスをする。 「お茶の味がする。」 と言うと、鈴音さんが笑う。 鈴音さんも挙式は初めてだと分かり、俺は俄然、やる気がでた。 俺だけの花嫁。 そう考えてはニヤケている。
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