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早く式の準備を始めたくて、すぐに両親と二人の姉に鈴音さんを紹介した。 上の姉が俺のことを 「肝心な時にドン臭い。」 と評したとき、俺を含め、その場にいた全員が妙に納得してしまい、母が鈴音さんに 「こんなんですけど、いいですか?」 と恐る恐る確認した。 鈴音さんが 「私にはもったいないくらいで。」 と頭を下げると、二人の姉が 「ゆうすけ、そう言ってもらえてるうちに結婚しちゃいないさい。」 と発破をかけた。
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