最低さを自覚しても

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果凛のことは、「適当」と言われる俺にしては大事にしていたつもりだ。 自分のことより周りを大事にする彼女が好きだったから 高校卒業の時の、初めてのお泊まり計画も、俺としては年密に計画をたてて、彼女にとって素敵な思い出になるように朝から夜まで頑張った。 セックスは自分も初めてだったので、緊張はしたが、女の子の嫌がる行為までしっかり調べ気をつけた。 大学生活は、遊び方にもたけた仲間が多かったので、計画はお任せで、やはり果凛と過ごしたときが一番頑張っていたと思う。
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