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初期で発見できていないから
進行性癌 ステージ3だって言われて 末期ではないのに、好きに過ごすことが正しいの?
おじいちゃんは元々病院嫌いで
会社の健康診断も受けないときもあったみたい
母の兄 伯父さんも もともと化学療法に抵抗ある人だから
抗がん剤やったら余計に食べられなくなるんだから
今から食事制限なんて必要ない
病院の書類なんて放り投げる勢い
楽しみは食べることみたいなおじいちゃんだったから
でも、私はお父さんを早くに亡くして、お母さんの実家に戻ってから
おじいちゃんが、私と弟をお父さん代わりに、寂しくないように可愛がってくれた
お母さんの収入だけでは苦しいから
私達の生活のために、定年後も再就職していた。大学に行けるようにお金は気にするなよと言ってくれて
もう働かなくても大丈夫ゆっくり過ごそうとなった時の病気
退職してなんか調子が悪そうだと
おばあちゃんが、無理やり病院に連れていきわかった
私は
何が何でも１日でも長く生きてて欲しいと思ったの
果凛は、そこでやっと一息ついた
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