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果凛が真っ直ぐに希望を叶えている未来を願うことは忘れずに
いや、傷つけたことを忘れられるはずもなく
それなのに、モヤモヤの気持ちは持ちつつ
大学生活は楽しいと思うことだけをして過ごしてしまう
特にライブ 音楽を聞くことに填まった
高校で拙く でも格好つけて弾いてたギターなんて恥ずかしい
音楽にしても本気を出している人たちの音はやはり綺麗だ
応援しているバンドもどんどん音が良くなる
プロを目指す本気度
努力が感じ取れる
メジャーデビューが決まったと聞いたとき
ライブハウスの会場にいた全員が思った
当然だ むしろやっとだ って
俺の場合はそこそこ売れてきたころから聞いてたけど
先見の明能力のある先輩が
就活で忙しくなり
俺たちの変わりにしっかり応援しろと引き継ぎ、結局自分で填まった
先輩は涙を流すくらいの勢いで喜んでいたが
ショピングモールでも歌っていた頃絶対売れることを信じていたこともあり、メジャーデビューしたあと 爆発的に売れないことに不満を漏らしていた
でもCMで流れると確実に耳に心地よく残る
そして、期待どおり
一般人より感性の鋭い芸能人のファンが増えたこともあり、確実に
売れてくる
ツアー会場もだんだんと大きくなっいく
俺はもちろん通った
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