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果凜と付き合っている時は
ふさわしい男にはなれなかったけど
そのクソな、自分を見つめて認めてみることで前に進めるようになった
しかし
本来ならオリンピックに向かう盛り上がりの流れで就活も有利だったのが
お兄ちゃんの仕事を手伝い
お兄ちゃんの方は流れに乗れたが
俺は出遅れ
世の中がオリンピックどころでない
ウイルスに怯えた今までとは違う
世界観を、見せられることになった
会社訪問や説明会にも参加制限がかかる
何かにつけて
対面ではない方法が取られる
お兄ちゃんにはもってこいの世界が到来しているが
就活をゼロからする者には
前例が無さすぎて厳しかった
心配してくれてる長谷場教授に言われた
「You君に向いてるかなと思う企業があるんだけど
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