あるスタッフによる編集後記(編集サポート担当者)

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 本当に欠点ばかりで全く頼りない新しい家族ですが、昨年からはじまった新しい時代を「レイワ時代」ではなくて、俺の「レイナ時代」だと呼んでくれたのは、昨年の4月30日と5月1日のたった2日間だけでしたが、それでも私は十分に幸せです。  なお、私の新しい家族の秘密と言うのは、いっぱいあって、仕事と称していつも持ち歩いている一眼レフのデジタルカメラに挿してあった大容量SDカードの中には、妻となった年下の私の写真よりも、年上の「魚語女さん」こと「Y・Hさん」の写真のデータがいっぱいだということとか、ベジタリアンメニューの撮影を担当しながら、自分では、絶対に野菜を食べないこととか、やることが破綻していて、あきれてものが言えませんが、なぜか、そういう「個性」も嫌いになれません。私はそういうタイプの人が存在すること自体が信じられませんでしたが、野菜を絶対に食べないライオンみたいな人って実在したんですね。  さて、ここからの一文は、読者の皆様へのご報告というより、出版に携わった関係者への業務連絡のようなものですが、私たちは、今後もペットを飼う予定は全くないのですが、来年の初めには「ある指数」の値が、現在の「2」から「3」へと増える予定です。  さてさて、最後に、読者の皆様へのお願いです。  本書も含めて、「本」と言うものには、文字情報以外にいろいろなメッセージが詰まっています。テキストにストレートに書かれていることと違うことを、読者が勝手に読み取ることも読書の楽しみの一つだと思います。読者の皆さんも、この本を傍らにおいて、地元の食材をふんだんに取り入れた豊かな食生活を満喫しながら、何らかの味のある「誤読」を楽しんでいただければ本当にうれしいです。 令和2年吉日 文責・ワイモ・レイナ(編集サポートスタッフ) 了
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