想いを深めるように

6/6
前へ
/86ページ
次へ
「ユリウスさん… 」 「それだけで、今は十分さ。結婚したら僕に美味しい料理を振舞ってくれると嬉しいな」 そうね。ユリウスさんと結婚したら、私の料理を振舞ってあげよう。 それで、毎日スタミナ付けて貰って美味しい!お代わりって言って貰おうかしら。 そんな未来が早く来ないと楽しみになるわね。 「もちろん、そうしてあげる。でも、その前に私たちの事を認めて貰わないとね。リリーナ様とカイム様たちに」 ずっと付き合ってる事を内緒で居たから、結婚する前に二人に説明したらきっと驚かれるわ。 リリーナ様の事だから、反対はしないとは思うけど、動揺しちゃうかしらね。 「二人が驚く姿しか思い浮かばないな。大丈夫だろうか」 「きっと、大丈夫」 私はそう信じてる。
/86ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11人が本棚に入れています
本棚に追加