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「そんなに大きい船で行くんですか?」
「爆薬も積むんでな」
「卑怯な…」
「耳が遠くて聞こえんぞ?」
「……」
「敵にバレる前に向かうぞ。すぐに出発だ」
「……本当にこの場所にいるのか…?」
「情報が正しければな。こんな小さな小屋だとは」
「爆薬を設置するぞ」
「……おじいさん。爆薬がすでにあります…」
「これは…罠だ」
「ウォーターソード!!」
「時空間魔法!」
ウォーターソードの水によって、爆薬を無効化した。
また、時空間魔法で、海まで爆薬を飛ばした。
「効かなかったようだね…」
「お前が四天王の一人だな」
「(いいぞ…そこに爆弾を仕掛けといたんだ…)」
「いまだ!」
ヒュン。
「爆薬の扱いは私のほうが上と見た」
「これは…」
四天王の一人は、爆薬を指で押しつぶし無力化した。
「何故さっきから爆薬しか使わないのですか?」
「魔力を温存してるのだよ。そもそも爆薬が強くてな。君のウォーターソードは相性が良いがな」
「これでも喰らえ!」
四天王の一人は、爆薬を投げてきた。
「ウォーターソード!」
「…間に合わない…」
「……ここは…」
「時空間魔法で移動したぞ。ついでに奴に爆薬を仕掛けといた。爆発するぞ」
ドカン
「……危なかった…」
四天王の一人は、冷や汗をかいていた。
「やはり生きていたか…」
「……何処へ行く!」
四天王の一人は、逃げていった。
「ま…まさか…」
「そのようだね。逃げよう」
島中に爆薬が設置されていたようだ。
時空間魔法で海上に移動した。
島の上は、爆発が続いた。
「四天王は追わないのですか?」
「奴は爆薬使いなんだ。もう使い切っただろう。今は無害だ」
「なるほど……」
四天王の一人との戦いの決着がついた。
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