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◇
いい子で待ってて!俺が作ってきてやるから!あったかくして寝てるんだよ!!
なんていってシェフィの部屋から出てきたものの・・・・。
「ああ……。どうしよう……。」
本気で困った……。
料理、料理かぁ…。
とりあえず調理場へ行こう…。
調理場に来たはいいものの……。ヒトが食べられるものがない。確かに掃除はしたからきれいだが…、なにせ食べるものなんて考えてなかったよ………。
食べるものもない、料理ができない……。つまり俺が今できることなんて何にもない……っ、
「あああ!!!」
そうだ、そうだよ!確かに俺は用意できないが、他のヒトなら十分シェフィの食べ物を作れるじゃないか!
「うん!決定!!」
買いに行こう!
「母たる神に与えられたこの身を離れ、今一度ひとたびの変化を望む!」
ささっと古歌を詠い体をヒトの物に変える。
「服は着てるね。うん、靴も履いてる。」
ええっと…、お金は…、ないか。しょうがない。物々交換にしよう。
ググっと手のひらに魔力を集中させて………っとできた!
形も大きさも、それに色も上等だね。シェフィのごはん代には足りるだろう。よし、出発!
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