そして誰もいなくなる

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cd7dfb33-6a10-4ec9-a8c1-ddeae15b76a5 25年前。1996年9月、福島のいわき市のコテージで火災。 議員秘書萩尾雄介当時38歳が死亡。 タバコの火の消し忘れから就寝中、火事が発生されたとされた。 萩尾雄介は衆議院議員白幡健司当時43歳の議員秘書。 萩尾雄介は東南アジアでの臓器売買に関わっていたとして、連日週刊誌を賑わした。 福島は白幡健司の地元。 次期、衆議院選挙の挨拶周りで白幡より前乗りで福島に入った。 萩尾雄介は焼死した。 遺体確認は歯の治療痕から断定された。 萩尾には妻由紀子当時36歳、長女塔子 当時10歳、次女香奈子当時8歳がいた。 しかし、萩尾雄介は火災の一年前から禁煙していた。 不審な点はないとして、警察も事故として処理した。 萩尾雄介の死で東南アジア臓器売買の話は一切マスコミから消え去った。 白幡健司は政務次官から建設大臣、農林水産大臣、防衛大臣を歴任。 遂には、政権与党自由党の幹事長まで昇りつめた。 今や政界のドンと言われている。
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