そして誰もいなくなる

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塔子と玲子は春樹が取材したフラワークラブに関連した当時中学生で今キャバ嬢末永美佐20歳と美佐の勤める池袋のキャバクラマリオンのある池袋のイタリアントマトで待ち合わせをした。 塔子は黒のユナイテッドトウキョウのワンピース、玲子はバッカのネイビーのジャケットとというクールな装いだった。 塔子はアイスコーヒー、玲子はアイスティーを注文して、美佐を待っていた。 美佐はピンクのオフショルにジーンズミニスカートに金髪でやって来た。 ド派手なギャルだ。 「あんたたち、記者さん?」 美佐が塔子と玲子に尋ねた。 「はい、月刊カミュの萩尾塔子です。」 「同じく月刊カミュの月島玲子です。」 「末永美佐さんですか?」 塔子は尋ねた。 「そう。パフェ頼んでいい?」 「どうぞ。」 玲子はメニューを見せた。 美沙はストロベリーパフェにパクついた。 「末永美佐さん、今日は取材なんだけど、大丈夫?」 塔子が尋ねる。 「竹内健太郎のことっしょ?」 美佐が答えた。 「ちゃんと金貰えるなら答える。」 美佐は夢中でパフェを食べている。 「ちゃんと支払います。」 クールな玲子。 「竹内健太郎とはフラワークラブで知り合ったの?」 塔子が尋ねた。 「違う、違う。渋谷で中学生でウリやる子を女子高生がスカウトしてた。 ウリとは言わないでパパ活だけど。」 美佐は早口で答えた。 「あなたはやったの?」 玲子が尋ねた。 「やってない、やってない。 渋谷で知り合った町田のあかりって友達に竹内健太郎紹介された。」 「あかりちゃんは?」 「竹内健太郎が死んでから音信不通。」 「あなたは竹内とはどういう関係?」 塔子が尋ねた。 「竹内の奢りでカラオケ行ったり、ゲーセン行ったり、叙々苑行ったり。 竹内の家で飲み会とか。 胸揉まれた。 あいつ、ロリなんだよ。」 美佐ははすっぱに答えた。 「一緒に遊んでた友達は?」 玲子が尋ねた。 「あかりに葉子に美帆に咲に知世。 みんなジジイのウリやってた。 結構、偉いヤツだったみたい。 金周りもいいみたいだったし。 でも、竹内健太郎死んでから、連絡取れない。神隠しかよ、マジで。」 美佐はペラペラ喋った。 「竹内のマンションって?」 塔子は尋ねた。 「ラブホ街。円山町。」 美佐はチョコレートケーキを食べた。 「何度か行った? 胸揉まれたって?」 玲子は尋ねた。 「竹内健太郎優しいし、お小遣いくれた。最後までやらなくても、お触りだけでも3万はくれた。 咲は竹内のお気に入りだったから、竹内とやってた。 月に30万は貰ってた。 竹内変態なんだよ。 30過ぎなのに、超ロリだった。 うちら、中学生だよ。 マジ信じられない。」 美佐はペラペラ話した。 「咲さんは?」 「家が放火されて、死んだ。 咲はフラワークラブでかなりウリもやってたし、竹内の愛人。」 塔子はため息をついた。
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