第1話 茜色
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「ありがとう」 「どういたしまして」 車から降りようとしたら青衣が私の手を握り、 キスをしてくる 「!!」 「夕茜とは今日で最後だから」 青衣、私の事好きでも無いのに という言葉を飲み込んで 「うん、最後だね。 青衣、今までありがとう」 青衣が涙目で私を見つめる 頷いたのを見て 助手席から降りドアを閉める
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