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Bはお花畑の頭を持っていた。
しかし、手に入れた能力は使い所がなかった。
考えることはできる。だが考えが甘いのだ。
嘘をついても誰もがその嘘を見抜く。
ある時Bは神様と教祖様に出会った。
運命的な出会いだった。
お花畑のBは、神様と教祖様の全てを信じ、行動することを決意した。
Bの修行が始まった。
修行とは、檻の中に点在する聖なる場所を巡りお祈りを捧げることだった。
頭はもともと空であったため、無心で祈ることは容易にできた。
教祖様はBを、改心させるべく説法を説いた。
だが、右から左のBにはなんら効果は無かった。
そして彼は教祖様のお陰でたった1つ重要な事に気づく事ができた。
それは、
言葉がわからないということだった。
Bは神様に祈りを捧げ、教祖様から言葉を授かった。
Bは成長し、普遍的な者となっていった。
これをAは許せなかった。
何故Bは自ら茨の道を進むのか。
こうしてAはBを楽にしてあげるため、怪物のもとへと案内した。
Bは怪物に気に入ってもらえなかった。
つまり楽をさせて貰えないのだ。
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