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じゃれたり、キスしたりしつつも何回かして… 美味しいと噂の朝食を食べる時間がなくなったのは、残念だったけど幸せな気分でホテルを後にし、一叶が待つ家に帰ってきた。 「ただいま。」 「おかえり。」 一叶を抱いた秀介さんが出迎えてくれると 「秀介、留守番ありがとな。」 一誠さんが、満面の笑みで一叶を引き取り、大泣きされた。 それでもこの日以来、一誠さんの中で秀介さんの友達ランキングがかなり上がったようだ。 理由は、私と秀介さんが何もなかったと分かったからしか考えられない。 「秀介、また香子と出かける時は一叶の子守頼むな。」 「一誠、俺だって仕事もあるし、プライベートな用事だって…」 秀介さんの抵抗は、一誠さんには効かないらしい。 「いいじゃないか。一叶とふたりでらぶらぶで過ごせば。」 「俺はロリコンじゃない!なんで幼児とふたりきりでらぶらぶになるんだよ。お前、頭がお花畑か?」 その言葉がブーメランになって返ってくるまで、あと○年。
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