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今度こそお昼を食べにレストランに
座ると早々に支配人とか言う人が挨拶に来た。
チラリと見られたけど何も言われなかった
どうせ不釣り合いでしょうよ。
なんて思わず心が廃れてますよ。
「悪いな。」
おっと、一応謝罪する心があるのかー
「今、失礼な事思っただろ」
「まさかー」ははは。
「さて、この後はどうするんだ?」
「どうするって?」
「結婚式までは何もしなかった…が?」
「ああ…もういいよ。このままで」
「甘いな」
「そういう訳ではないけど…」
どうせいずれはあのマンションで私が知ったことを知るわけだし
「慰謝料位貰えばどうだ?」
「…もらいたくもないよ。
もう関わりたくない」
「そっか…分かった。」
思わず顔を見てしまった。
まさかあっさり頷いてくれると思わなかった。
「フッ。俺はお前が手に入ったからな。」
お前とか…
どうしてこの男は偉そうに
…
恥ずかしい言葉を平気で言うのか…
くっ…
悔しいけど
一人勝手に赤くなってるぅー
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