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「次歴史嫌すぎるんだけど。ホントに苦手だわ。」
どうやら彼女も私と同じ気持ちらしい。
「それな。マジで辞めてほしい。」
そんなことをブツブツ言っていると、二人の女子が話しながらこちらに向かってきた。
「次歴史だね?ヤッタァ…」
「あんた絶対思ってないでしょそんなこと。あー本当苦手だわ歴史ー」
それはクラスメイトの大田紫乃と、正橋桃華であった。
「しーちゃん。もも。次歴史嫌だよね。」
「嫌だ。帰りたい。」
彼女らは私の問いにたいして声を揃えて答えてくれた。
ああ、歴史なんて学んで何になるんだろう…
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