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「あ〜もう無理、出るぅう〜! 来夢の腋にボクちんのぶっかけてあげるね……! ウッ!」
ドププッ!
ささやかな白濁液が、男のしなびたモノから小さく噴き上がる。
もう四十路に近付いたせいか、最近すっかり精力が衰えてしまった。来夢の動画を見たら自然と勃起するのだけが救いだ。
「ハァ、ハァ……来夢きゅんがいれば、ボクちんは幸せだよ……これからもずっと……ボクちんのために歌ってね」
カラカラカラ……
がらんとした部屋で、何かが回るような乾いた音が聞こえる。
男の隣では、ハムスターの『らいむ』が無心に回転車の中を走り続けていた。
終
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